最近、お気に入りの
ブロガーさんの影響で、
水島広子さんの著書を読んでます。

水島広子さんは、
精神科の医師であり、
「対人関係療法」
という独特のアプローチで
様々な精神疾患の治療や改善に
尽力されている医学博士でもあります。

彼女の著作は、
巷で話題の哲学的な自己啓発本と違って
患者さんとの対話から得た経験をもとに、
ありがちな対人関係の問題と改善方法が
具体的に分かりやすく解説されています。

著作を何冊か読んだけど、
どの本も根底の
内容は一貫している気がします。

基本的には
自己の発想の転換によって、
様々な対人問題に対処していくもの。

中でも特に心に響いたのは
「見た目が気になる症候群」という本です。
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ここで言う「見た目」は、
容姿や外見ではなくて、
言うなれば人間のキャラ。
「人からどう思われているか」
が気になって、生き辛い人の話。
見た目と言うか、
人目が気になるタイプ。

私は結構これに当てはまる所が多くて、
とても参考になりました。

例えば、
「いまの自分はダメだ」と思ったり
「もっとこうでなくては」
という気持ちが強いとか。
常にこう言う考え方をしている人は
自己肯定感がとても低いのだとか。

こう言う人は、評価体質と言って、
自分以外の人にも
「人間はこうあるべきだ」
「普通はこうだよね」
と言う気持ちがあるので、
対人コミュニケーション上
トラブルやストレスを抱えやすいそうです。

…かなり思い当たります。
私の場合、
友人に対してはあまりそうではないのに、
何故か家族にはこの傾向が強く出て、
「普通はこうしてくれるだろう」
というような過剰な期待をしてしまうのです。

あとは、
人の気持ちや好みを優先させて
いつも生活しているので、
自分自身が何が好きで、
どうしたいのかという事が
分からなくなっているとか。
これも思い当たります。
人に好かれようと、八方美人な性格で、
誰かに本心を言うのが凄く苦手なまま
生きてきてしまって、
今では自分自身にも本心が分からないような。

等々、かなり自分で頷ける特徴がありました。

この本のなかには、
そういう発想を手放して、
「ありのままの自分を受け入れる」
方法が色々書かれていました。

自分のありのままを受け入れると、
人のありのままを受け入れられる
ようになるそうです。

「人はこうあるべき」
という考え方を手放せるので、
自分と違う発想に出会っても、
ストレスを感じないし、
自分と違う人達に
とても優しく接する事ができて、
本当の繋がりが得られるのだそうです。

なるほど!!

この発想の転換、
実践するには
時間がかかるけど、
生活の中ですこしづつ
心がけるだけでも
気持ちが楽になる気がしました。

ちなみに文庫版の
「他人の目」が気になる人へ
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も読んでみましたが、
内容はほぼ同じとはいえ、
少し割愛され過ぎていて、
初めて読むなら単行本ハードカバーの
「見た目が気になる症候群」
の方が断然分かりやすいと感じました。

他にも色々読んでみているので、
またレビューで書いてみようと思います。
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ちなみに私の好きなブロガーさんのサイトはこちらです。
参考になる書籍もたくさん紹介されています。
→参考にしたブログ・40代子なし専業主婦のスローライフ

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