最近健康本で読んだ本で面白かったもの。

割と他の本も話題になってる和田秀樹医師の著書。

年代別に身体にどのような変化が起きて、
どう対処していくといいのか、みたいな内容が
面白そうだなと思って買ってみた。

この人の本は、現役医師や研究者の本にしては
研究論文的な大学の教科書みたいなのじゃないので、
読みやすいし、ポップだなと思う。

ただ、すごく曲が強くて、自己主張も激しいから
少しスタンスをおいて読む必要はあるけどね。
まあ基本的にドクターはそうでないとね。
DSC_3920
それによると40代では、前頭葉の萎縮が始まって、
意欲や創造性の低下、感情の抑制が利かなくなる。

これは前頭葉損傷の場合と同じみたい。

あとこの先生の考えでは、新しい情報や考え方に対する適応力の低下があると言う。

新しい考え方や新しい物事を、面倒に感じる。
そういう症状が出てくると。

私も最近特に新しい物事への拒否反応がつよいし、
それは適応力が落ちてるからだと思うんだよね。

それ、ものすごく自覚ありますー。

この本を詳しく読むと、
脳全体の機能の低下というよりは、
前頭葉のみの萎縮というのが40代頃から起こる、
というのはたしかに納得できる気がした。

脳機能の低下と言っても知能の低下ではなく、
前頭葉が司る感情、意欲や創造性においてのみ
先に変化が起こり始めるのはまさに実感してるから。

涙もろくなったり、怒りっぽくなったり、
意欲も若い頃に比べるとたいぶ落ちてるし。

新しい店に行くよりは慣れててお気に入りの場所に
行きたいと思っちゃう。

これって前頭葉の萎縮だったのねー。

でも、これは誰にでも起こる変化らしいから
避けられないけど、遅らせることは可能らしい。
それには毎日の生活のルーティーンを減らすこと。
という解決策が提示されてた。

そうはいってもなかなか難しい…。

でもまあ、前頭葉の萎縮を自覚しただけでも
この本を読んだ価値があったかな。

あとは性ホルモンやセロトニンの減少が40代で
急激に起きて様々な変化が起きるのも、
感情の抑制や意欲の低下に拍車をかけてるっぽい。

他にも、50代、60代、それ以上と、どんな変化が
身体に起こるかと、その対処法などがあって
上の年代の変化もまた、興味深かったです。

あと、コレステロールや血圧の高値と健康の相関には
日本人には有意なエビデンスがないとか、
研究者の中では常識でも一般人には珍しく新しい
話が沢山あって、最近読んだ本の中では
結構面白かった。



追伸
ちょっと現在は毎日更新息切れ中笑。
それでもいつも来てくれてる人、ありがとう。


お読み頂きありがとうございました。
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